■06月12日(土)
家の中って結構涼しいので外に出たらよくびっくりします。すごい暑いんですよね。まだ僕の体内時計、というか体内月日はまだ春の涼しい陽気のままです。もう夏なんですね。20歳を超えると時間がたつのが早くなると聞きますけど、これは働いてなくて変化が無いせいなのか年のせいなのかなんなんでしょうか。まぁでも夏を実感してきたので良しとしましょう。
で、せっかく夏なので夏らしい話でもしましょうか。最近はテレビでもあまり無いですけども、幽霊の話でもしてみますか。といっても怖い話でもないです。涼しくなるよりも、むしろ暖かくなる話かもしれません。怖い話が苦手な人でも全く問題ないと思います。
えーとですね、高校3年生の時に祖母が亡くなったんですけども、それから葬式なども全て済ませて、残るは遺骨とその前にある仏壇くらいでした。専門学校の受験に向かう時に祖母の部屋にある仏壇の前で手を合わせたりしましたし、普段からも仏壇で手を合わせるようになりました。祖母の部屋にあるということもあって、祖母と会話しているように思えて仏壇の前で手を合わせるようになりました。
専門学校の受験は落ちまして、今後社会人として活動していくために自動車免許を取ろうと教習所に行くことになりました。今まで知っている人がそばにいつもいましたから、ちょっと不安だったんですよね。その初日に、手続きをきちんと済ませたんですが、これからはじまる車の運転と授業、それ以外の休憩時間のことなど、とにかく教習所の事を思うと不安で仕方がありませんでした。
その日、帰ったあとに仏壇の前で手を合わせました。これから教習所に通うのは大丈夫なんだろうか、事故しないだろうか。不安しかありませんでした。思わず仏壇の前で、不安をすべて心の中でさらけだしました。するとなぜか涙が出てきました。不安だったからだと思います。同じ不安を抱える人が一人もいないということで涙が出たんだと思います。半泣きすることもめったにないんですけど、つい泣いてしまいました。
すると、仏壇の前で泣いている僕の背中がポカポカしてきたんです。泣いたら背中が暖かくなるなんてなったこともないですから、もしかしたら祖母が後ろから抱きしめてくれたのかもしれません。特に怖いと思いませんでしたし、なんだか安心感もありました。
その次の日から本格的に教習所生活がはじまりましたが、なんとか乗り切ることができました。仏壇の前で泣いた時のことがあったからかもしれませんが、今では高校生生活よりも充実していたと言っても過言ではないくらい楽しかったです。
そして、7月になるともう、その仏壇とも、家ともお別れになります。それまでにもう一度仏壇の前で手をあわせて、何か良い報告ができたら仏壇の前で話してあげたいと思います。
■06月03日(金)
実は、4月28日からtwitterをやっておりました。流行りものにはまったく興味がない僕なので、あえてブログからホームページに移行するという荒業で世に逆らってまいりました。でも、日常生活の中でふと思うことが1日に何度もあったりしたもので、それを残すためにはじめてみました。思うことが長ければ絵空事に書いていけるんですけども、短文サイトではないので短い文章は絵空事には合わないだろうということでtwitterに書いていくことにしました。
下心も少しありました。twitterは流行りものですし、ブログ以上につながりも大きいだけに、フォロー数が1人でもできればその人と友達になれますし、もしかしたらそこから恋が生まれるかもしれないですし、もしかしたら僕を養えるだけの財力のある女性と結婚できるかもしれませんし、少なからず何らかの反応があって、今の生活に少なからずプラスになる何かがあるだろうと思っていました。
それから僕は普段思ったことを1日に1,2回つぶやいておりました。そして、数日が経った時に、フォローしてくれる人が2人もついてくれました。2人です、2人ですよ?すごくないですか?2人も僕のことを少なからず興味を持っていただいていて、僕のつぶやきを楽しみにしてくれているんですよ?たった2人のフォローですけど、とても嬉しかったです。絵空事のカウンターが1つ回るよりも、10回るよりもよっぽど嬉しかったです。
で、肝心の2人のことなんですが、なんと、女性なんですよね!!これ、きちゃったと思いました。会社の営業部の偉い人でしたから、この人のヒモになれれば働かないで済む生活が待ってるかもしれないとか考えました。もう1人はよくわかりませんでした。女性であると思うんですが、写真はひまわりの画像で、つぶやきの内容もよくわからない人たちとどうでもいいやりとりをしてるだけで、僕の深い深いつぶやきとは合ってないような気がしました。でもフォローしてくれたので、僕のつぶやきには興味を持ってもらっているはずなので良しとすることにしました。それにこの人が絶世の美女である可能性もあれば、うちの近所に住むセックス中毒の処女である可能性もあるので、少なくともその人を振り向かせるために、今までよりも深いつぶやきをするようにしました。
で、基本的に僕のつぶやきというのは哲学的な要素であったり、横浜ベイスターズファンなので横浜のこと、政治のこと、人間心理のことなどが多くを占めているので、読んでいて面白いと感じる人は少ないはず。でも僕はとにかくそういうことについてつぶやき続けました。今までよりも深く、より哲学的に。それこそが、近所に住んでいる絶世の美女でセックス中毒でいて処女の彼女が求めているものだと思ってつぶやき続けました。
そして昨日、ちょっと事態が変わりました。というか後退しました。
フォロー数が0になりました。
いやー、これは予想だにしてませんでした。最悪、何か反応はしてくれるだろうと思ってました。まさか何も反応されずにフォローされなくなるとは思っていませんでした。営業部の偉い欲求不満の人妻にも反応なく切られました。まさかの放置プレイですよ。フォローも一切なくなって、これはとうとう追い詰められた感じがいたします。でも、もしかしたらその2人が僕をフォローしないようにして、これから僕がどうするかを観察しているのかもしれません。その行動次第で、またフォローしてくれるかもしれませんし、お付き合いしたり、ヒモ生活を送ることができたりするかもしれません。これでつぶやく理由が一つ増えましたし、より熱心につぶやくことができるようになりそうなので結果的に良かったと思います。